☆アダルトチルドレン(AC)は医療機関で対処できにくい症状です
アダルトチルドレンは医学的な病名ではないので、精神科・神経科・心療内科などの医療機関では直接的に
は診療の対象になりません。たとえACであっても社会生活には今のところ支障のない人が多数派であること
が理由だそうです。
実際にはこころの症状が進行し、うつなどで精神科治療が必要となった時点で初めて治療対象とされる場合が
多いです。
アダルトチルドレンそのものは病気の名前ではありませんが、症状が進行すると うつ病・パニック障害・社交
不安障害・解離性障害・PTSDなどの診断を受けることになります。さらに悪化すれば境界性パーソナリテ
ィ障害などの状態に至る場合があります。
この状態になると、医療行為に対して不信感・拒否感が高まりますので、ご家族の間でも対応に苦慮し、家族
相互の疲労感が高まります。カウンセリング対応不能になる前に何とか手を打ちたいところです。
一般の診療施設では、現在のこころの状態に対して投薬を行い、治療していきます。また、それと並行して
有効なのがカウンセリングを通して「自分の中の気付き」を得ることです。
これらによってアダルトチルドレン(病名でいえばうつ・不安症などの神経症)は改善されていきます。簡単
なうつ(プチうつ)であれば、1回のカウンセリングだけで改善するケースもあるくらいです。
(単純な失恋や、仕事上の悩みや思い違いなど)
ところが、実際には何度投薬やカウンセリングを受けても全く良くならない場合も多くなっています。その
場合には、精神病や発達障害が関係していることもあります。
☆アダルトチルドレン(AC)について
実際のアダルトチルドレンは、「家庭環境(両親の不仲・離婚・経済的困窮・DV・過干渉など)が劣悪だっ
たために、幼少時代から親から正当な(通常得られると思われる)愛情を受けられず、また大人になって生き
ていくスキルを習得できなかった人々」(この部分はミュゼ独自の考え方です)だといえます。
成人になるにつれ、同じ理由で「感情」というものの表現がうまくできず、社会生活に影響が出てきます。
☆アダルトチルドレン(AC)とシャイネス(恥ずかしがり)
シャイネス(心理学で用いられる「恥ずかしがり」)がスキル向上の阻害要因になることがあります。本来
社会的技能が備わっている者でも、何らかの要因により「恥ずかしく」てがあるため十分に能力を発揮でき
ないということを意味しています。
このシャイネスには特定の状況のみで発生する場合と継続的なものがあります。前者の極端な形が対人恐怖
症などであり、後者は一般的な「恥ずかしがり屋さん」という意味になります。単に恥ずかしいだけならまだ
良いのですが、コミュニケーションに支障をきたす方も多いのが現実です。
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