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夫婦やご家族の問題を新しい視点で考えるミュゼ・アルディ
夫婦カウンセリングは大阪市中央区・ミュゼ山手心理相談室
夫婦間のコミュニケーション
communication
雑談と感情の会話
コミュニケーションという言葉はさまざまな意味で使用されていますが、本来は言語学の用語だったそうです。
一般的に使われているコミュニケーションでは
★お互いの感情を理解しあう能力。
★その前段階として「言葉の意味」を互いに理解しあう能力。
★それらを生かして信頼関係を築いていく能力。
また、言葉以外の方法でも
★非言語的な要素(相手の表情・アイコンタクト・場の空気)を読み、相手の気持ちを推察する能力。
★上記の非言語的な要素により感知した気持ちを尊重して、自分の感情や意思を相手に伝える能力。
が求められることになります。
ところが、他のページでも何度も述べているように、アダルトチルドレンという環境下で育った方にとっては、
今まで経験したことがない作業を強いられることになります。
学校の授業にも出席させてもらえなかったという方にとって、前段階の「言葉の意味」が理解できないために
パートナーとの意思疎通も(何もないときにはうまくいったとしても)混乱する傾向があります。
また、夫婦関係に多いのが雑談や感情的な会話ができないという点です。仕事上のコミュニケーションはある
程度とれるのですが、結論の出ない話にイライラしたり、回避したりすることが重なると、夫婦関係に重大な
影響を与えることになりそうです。「グチ」を言えないパートナーと暮らすのは、思いのほかつらく、悲しい
ものです。
外見は成人だとしても、本来得ておくべき知識が蓄積されていないので、社会生活(特に会社員生活)には対応
できにくいのです。せっかく高い学力を持っていても、コミュニケーションがうまくいかないと宝の持ち腐れと
なってしまいそうです。
さらに、子供ができたとしても、どう扱ってよいのか理解できません。自分自身が親の成功体験でなかったため
に、その体験を生かすことができないのです。
ケンカになると、普段は抑えていた言葉も出ることが多くなりますので、「やっぱり親のいない子はダメ」など
と罵声を浴びせられ、さらに逆上するという悪循環になってしまうケースも後を絶ちません。
離婚だけならまだましですが、お互いを傷つけあったり、仕事を転々としたりという事態に至らないよう、日頃
からスキルトレーニングを行うことが大切になります。
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